2021.6.13
感動と共感の声多数!『漫画家しながらツアーナースしています。』現役ナース・先生・ママに聞いた“推し回”&“推しコメント”まとめ
現役漫画家にして、修学旅行や林間学校に同伴する看護師、通称「ツアーナース」である著者が描くハートフル・コミックエッセイの第3集です。
今作では「ツアーナース」の物語に大きく関係する「全国の現役ナース・先生・ママ」合計300人にアンケートを実施。 「よみタイ」連載の全100話のうち前2巻の単行本未収録回から “推し回”やその理由など、いろいろ聞きました。そこで集まった声も参考に、全16話を厳選収録しています。
その内容は単行本の欄外にもちらっと紹介していますが、今回はそこには掲載できなかった、たくさんの感想と、感動や共感を呼んだ“推し回”の一部を、厳選してご紹介します!
(構成・文/「よみタイ」編集部)
大人も熱中症に注意! 「変わるための一歩をともに」
まずは、これから暑くなる時期にぜひ読んでおきたい熱中症に関するエピソード「変わるための一歩をともに」。
教師になって3年目、初の宿泊行事引率に張り切る若手の先生が熱中症になってしまい……というお話です。
子どもの病気にまつわるストーリーが多い本作ですが、この回では、子どもの安全を守る大人の健康管理に焦点が当てられていて、より自分に引きつけて読んだ方が多かったようです。
このエピソードに寄せられた感想がこちら。
「子どもたちのことを気にしてばかりで、自分のことがおろそかになってしまう先生の姿が印象的でした。実は、介護施設の職員さんも気が付いたら自分が脱水症で倒れてしまうということが多いです。熱中症は外にいるときばかりではなく室内でも十分に起こること。特に去年や今年は夏場にマスクという大変な日々なので、心に響きました」(ナース)
「昨今の夏は、私たちが学生時代の夏と違って異常な暑さ。熱中症は本当に恐ろしいです。各自がしっかり気をつけないといけないとあらためて思いました」(ナース)
「私も、子どもや親の体調管理には気を付けていましたが、自身はないがしろにしていました。熱中症対策、今年の夏は気を付けたいです」(ママ)
「年々夏の暑さが厳しくなっているので、先生も無理せず体調第一でやってほしいです。先生も人間ですから」(ママ)
「教師はどうしても生徒のために無理しがちですが、やっぱり健康第一で考えないといけないなと思いました」(先生)
「子どもを守るためにも自分の命を大切にしなければならないという話が響きました。こういうツアーナースさんと一緒に宿泊行事に行けたらいいなと思います」(先生)
年々厳しくなる暑さに危機感を覚えて真剣に読んだ方が多かった様子。
早くも30度を超える日が出ていて、今年の夏も暑くなりそうです。
大人も子どもも、しっかり熱中症対策について学んでおきましょう!