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コロナ禍の巣ごもり生活を活かし、セルフカットでモヒカンに挑戦してみたら
2月26日に、元「smart」編集長・佐藤誠二朗さんの新刊『オフィシャル・サブカルオヤジ・ハンドブック ストリートおじさんの流儀100』が発売されます。
「よみタイ」で大好評だった連載コラム、「グリズリー世代のバック・トゥ・ザ・ストリート」(2019年4月~2020年9月)の中から、著者自らが厳選した100篇を、ファッション、スピリッツ、ライフ&ホビー、カルチャーの4カテゴリーにカテゴライズ。ウンチクとこだわり満載のコラムを豊富な写真とともに収録しています。

この刊行を記念し、連載や書籍の中から著者の佐藤さんが「特に思い入れが深い!」と選び抜いた3篇を、その理由とともに特別掲載。
全3回のスペシャル企画です!

まずは、2020年5月18日に配信した「最低あと2週間続く巣ごもり生活を活かし、セルフカットでモヒカンに挑戦!」をお送りします。

コロナ禍の巣ごもり生活を活かし、セルフカットでモヒカンに挑戦してみたら

@佐藤誠二朗
単行本『オフィシャル・サブカルオヤジ・ハンドブック』のモヒカンカバーボーイは、何を隠そうこの僕です。その顛末記がこの回。2020年5月中旬に書いたコラムです。

最後にヘアカットしたのは、昨年12月上旬。それから5ヵ月ちょっと、髪をずっと伸ばしっぱなしにしてしまった。
何度も散髪に行こうとは思ったのだが、外出自粛で他人とほとんど会わない生活だし、「カット中ってマスクいるのかな?」などと考えたら面倒になり、ずっと放置してしまったのだ。

さすがにモッサリしすぎで我慢できなくなったので、髪を切ることにした。
でも、まだ床屋さんや美容院に行くのは躊躇する。それにせっかくの巣ごもり中なので、セルフカットをすることにした。

もし5月末で緊急事態宣言が解除されるとしても、あと2週間はこの生活が続く。
少しくらい失敗しても、ごまかしは利くだろう。
数少ない僕の自慢は、ケガが妙に早く治ることと髪が異様に早く伸びることだ(本当に自慢にならなすぎてどうしようもないが)。
2週間あれば、大丈夫だ。

おもむろに取り出しましたるはマイバリカン。

でも自分の頭にバリカンを入れるのは、丸ボウズにしていた10数年前以来なのでちょっと心配だ。
しかも今回は、ボウズにするつもりはないので、少し技術も必要だろう。
バリカン片手に(どうしよっかな~)と悩んでいたら、
なぜか妻が「ハイハイ」と手を挙げた。
「大丈夫?」「大丈夫! 大丈夫!」
「やるの?」「やる! やる!」
異常に積極的な妻の態度に一抹の不安は感じたが、とりあえず信じてバリカンを手渡した。

家庭内ヘアサロンごっこのはじまりだ。
妻 「お客さん、オーダーは?」
僕 「じゃあ、モヒカンでお願いします」
妻 「……まじ?」
最初はいつも通り、トップの長い髪を生かしたツーブロックにしようと思ったのだが、せっかくなので帯状に髪を残すモヒカン刈りにすることに決めたのだ。

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

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