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MBが伝授!「今年こそ働き方を変えたい!」人が知るべき正しい目標設定の立て方とマインドセット・4つの極意

目標設定のコツ1:目標を今日のタスクにまで落とし込み、 自分をがんじがらめにする

 まずは絶対忘れてはいけないこと。
 達成目標・行動目標・実行項目、この3つがきちんと繫がるように組み立ててください。つまり、実行項目が達成されれば必ず行動目標が達成されるようにし、行動目標が達成されれば必ず達成目標が達成されるようにする、ということです。

 断言できますが、世の中にある90%以上の目標は「根性論」に過ぎません。
 事業部に大きく紙で「昨年対比120%達成」と書いただけ。売上目標と日割り計算の表を作っただけ。
 強化する商品と営業目標を作っただけ。
 ……そんなものばかりです。

 目標は「やるぞ! エイエイオー!」ではいけません。
「今日どこで誰が何をどのようにするか」が明確である状態まで具体化しなければ、目標は達成できません。つまり理想論である目標数値を、現実的な今日のタスクまで具体化する作業こそが目標設定なのです。

 そのために、
「理想である達成目標」
「それを実現する細分化された行動目標」
「今日やるタスクにまで落とし込んだ実行項目」

 この3段階で具体化するのです。

 人は易きに流れるもの……それなのに世の中のほとんどの人が「自分を律する目標設定」をしないのです。「今日どこで誰が何をどのようにするか」まで具体化しなければ、みな「まあいいか」で逃げてしまうのに。

「毎日本を読む」では誰も達成できないのです。
「毎日、19時から20時の間、勉強部屋で、机に向かって、先月買ったマクロ経済学の本を、必ず1日10P、読み終わるまで続ける」と、小学生でもわかるように行動を設定しなければ、人間は逃げるのです。

 ジム通いが3ヶ月以上続いた人はいますか?
 資格の勉強を挫折せずに続けられた人はいますか?

 誰もが楽な方へ楽な方へと流れることを経験しているはずなのに、どうして自分を律する目標を立てないのか、私には不思議でなりません。

目標設定のコツ2:実行項目を他人と共有する

 バンド経験を持つ人なら誰もが理解できるはず。ひとりでギターを練習していてもいっこうにうまくならないのに、バンドに入ると極端に上達スピードが上がります。
 ひとりで通信教育で勉強しても成果はあがりにくいのに、塾に通うと順調に成績が伸びていきます。
 ……これはなぜでしょうか?
 
 人間は社会的な生き物です。単独では行動せず群れで行動し、お互いを支え合って生存をはかります。だからこそ我々の本能には「和を重んじる」「組織の列を乱すまい」とする意識があります。バンドに入って自分だけ課題曲を練習してこなかったらどうなるか? 周りが一生懸命に見える塾で自分だけ勉強していなかったらどうなるか? 集団の中にいると他人に迷惑をかけまいと「有言実行」するように矯正されるのです

 だから、目標……特に日々のタスクを設定する「実行項目」は他人と共有するのが得策です。上司でも同僚でもいい、友人でも家族でもいい。「自分は毎日これをこうするんだ」と一言表明するだけでも意識が変わり、成果はあがるでしょう。

 さらに「大勢でそれぞれの実行項目をチェックする」と最高です。例えば、バンドを組んで演奏するだけでなく、録音して練習の後
30分でいいので全員で演奏を聴き返す反省会をすると上達が早いのです。「下手」が目立つから、和を乱すまいと全員で努力するようになるからです。

「目標は紙に書いて掲げると達成しやすい」などの統計もありますが、これはこういったケースを単純化した例でしょう。人は他人に見られることで、その意識はガラリと変わるものです。

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MB

エムビー●誰もが理解できる「オシャレの教科書KnowerMag」を運営。視覚効果や印象論などをベースにしたロジカルなファッション指南が好評を博す。「最速でおしゃれに見せる方法」「ほぼユニクロで男のおしゃれはうまくいく」などメンズファッション書籍の多数のベストセラーを始め、関連書籍は累計120万部を突破。月額500円のメールマガジンは個人配信では日本1位を記録、月額5千円のオンラインサロン「MBラボ」も常に満員御礼状態に。自身のブランド「MB」発のオリジナルアイテム、大手ブランドとのコラボアイテムも爆発的な売上を記録している。
よみタイ連載をまとめた本作の原作ビジネス書「もっと幸せに働こう」は紙版・電子版ともに多くの支持を集めている。

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