歌人の齋藤美衣さんの著作『庭に埋めたものは掘り起こさなければならない』は、自身が内包する「傷」を掘り下げ、その筆力もあいまって話題となりました。続けて刊行された歌集『世界を信じる』も、暮らしの中の一瞬や移ろいを清澄な言葉でとらえ好評です。
日々を過ごすなか、また、過ぎた時間のなかに、惑い途方にくれること、悔恨、屈託、解放されたこと…暮らしの断片と陰影を、歌に込め文で紡ぐ短歌エッセイです。
バナーイラスト/鈴木千佳子 本文写真/著者提供
日々を過ごすなか、また、過ぎた時間のなかに、惑い途方にくれること、悔恨、屈託、解放されたこと…暮らしの断片と陰影を、歌に込め文で紡ぐ短歌エッセイです。
バナーイラスト/鈴木千佳子 本文写真/著者提供
連載目次
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2025.5.19
完璧な母、理想の母はどこにいる? 【第3回 キャベツを刻む手に連なるもの】
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2025.4.21
今もまだ「お母さん」に慣れない 【第2回 「子育て」という言葉の立派さ】
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2025.3.17
ずっとカーネーションがきらいだった【第1回 社会が要求する女というもの】
新刊紹介
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SISTER“FOOT”EMPATHY
2025/6/26
NEW
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よみがえる「学校の怪談」
2025/7/4
NEW
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白兎先生は働かない
2025/5/26
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王者の挑戦 「少年ジャンプ+」の10年戦記
2025/5/9
よみタイ新着記事
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- 連載
- 6/28
真夜中のパリから、夜明けの東京へ
生きていること、それは今から会いに行けるということ。【猫沢エミ×小林孝延・往復書簡11】
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- 連載
- 6/27
ケアとアートのダンス ~アクセシビリティのためのプロジェクト・レポート~
認知症当事者には薬だけでなくアートも必要!?――対話型鑑賞プログラム「アートリップ」【後編】
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- 特集
- 6/26
エンパシーがAIにないのはどうしてか。その理由は身体を通した「経験」の有無にあるんじゃないか――【ブレイディみかこさん×西加奈子さん『SISTER“FOOT”EMPATHY』発売記念対談/後編】
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- 特集
- 6/26
“イズム”をうまく扱えない人に対しても「いけるいける!」みたいな感じでそばにいてくれるのがブレイディさんらしい――【ブレイディみかこさん×西加奈子さん『SISTER“FOOT”EMPATHY』発売記念対談/前編】