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村井理子「実母と義母」

今は亡き実家の母、認知症が進行し要介護となった姑。
母親であること、妻であること、そして女性として生きていくということ。
『兄の終い』『全員悪人』『家族』がロングセラー、最新刊『本を読んだら散歩に行こう』も好評の村井理子さんが、実母と義母、ふたりの女性の人生を綴ります。

連載目次

  • 今は亡き母へ、今、目の前にいる母へ 第14回 実家終いと義母の今後

  • どこの馬の骨がわからんような女や 第13回 噂好きとクイーン・オブ・悪口

  • 今から自己破産するから、手伝って 第12回 義母の認知症の急速化と実母の寂しい最期

  • 絶対に仕事を諦めちゃだめよ、それも男なんかのために! 第11回 母たちが通り過ぎた二度の転機

  • この子らは将来、弁護士か医者になってもらう 第10回 義母の教育へのこだわりが強すぎる理由

  • ちゃんと息子のお世話ができるんですか? 第9回 昭和の女と家事

  • あなたの手に職をつけてあげます。手に職がなければ生きていけませんから 第8回 亡兄が保管していた四十五年前に母が描いた油絵

  • 何か文句があるんですか! 私の酒が飲めないっていうんですか! 第7回 働き続ける正月からの解放

  • いつ産むの? 仕事はいつ辞めるの? 何人産むの? 第6回 最大級のトラウマは出産

  • 兄ちゃんはうるさくて嫌だけど、やっぱり娘はいいわね 第5回 ひとりで生きていく勝負を強いられた母、夫と離れず暮らすことで生き延びた義母

  • 店なんてやめても生活できるような状態になりたかった 第4回 祖父の代から続くアルコールの負の歴史

  • 女は旦那に命がけで尽くすもの 第3回 義父母の病と母の最後の恋

  • 娘が欲しかったんでしょうから許してあげなさい 第2回 結婚式をめぐる嫁姑の一騎打ち

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新刊紹介

村井理子

翻訳家、エッセイスト。1970年静岡県生まれ。琵琶湖畔に、夫、双子の息子、ラブラドール・レトリーバーのハリーとともに暮らしながら、雑誌、ウェブ、新聞などに寄稿。主な著書に『兄の終い』『全員悪人』『いらねえけどありがとう いつも何かに追われ、誰かのためにへとへとの私たちが救われる技術』(CCCメディアハウス)、『犬ニモマケズ』『犬(きみ)がいるから』『ハリー、大きな幸せ』『家族』『はやく一人になりたい!』(亜紀書房)、『村井さんちの生活』(新潮社)、 『村井さんちのぎゅうぎゅう焼き』(KADOKAWA)、『ブッシュ妄言録』(二見書房)、『更年期障害だと思ってたら重病だった話』(中央公論新社)、『本を読んだら散歩に行こう』(集英社)、『ふたご母戦記』(朝日新聞出版)など。主な訳書に『サカナ・レッスン』『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』『ゼロからトースターを作ってみた結果』『人間をお休みしてヤギになってみた結果』『黄金州の殺人鬼』『メイドの手帖 最低賃金でトイレを掃除し「書くこと」で自らを救ったシングルマザーの物語』『エデュケーション 大学は私の人生を変えた』『捕食者 全米を震撼させた、待ち伏せする連続殺人鬼』『消えた冒険家』など。
発売前から話題騒然の翻訳書『射精責任』(ガブリエル・スタンリー・ブレア著/村井理子翻訳/太田出版)が、発売即重版!!


ツイッター:@Riko_Murai
ブログ:https://rikomurai.com/

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