2025.1.12
2025年は植物溢れる場所や、弁財天に縁ある場所などが開運スポット! その理由とは?【水晶玉子のエンパワメント予言&開運旅案内 連載第4回】
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「弁財天」や「ヘビ」をお祀りしている神社で日頃の感謝を
――楽しみながら開運できるのはうれしいですね。
それから2025年は巳年。シンボルであるヘビは、七福神の一柱の弁財天の使いや化身と言われています。そして弁財天のルーツはサラスヴァティーというインドの女神とされています。貧困を救い、財を与える神様として広く信仰されていますが、水辺や川のほとりで楽器を弾いている姿で知られていて、川や水、さらに音楽や言葉など“流れるもの”と深い縁があります。つまりお金も流れるもの、ということですね。さらにお金を意味する“弁財”ではなく“弁才”とも記されていたことから、才能にまつわるご利益もあり、芸能・芸事の神様としても信仰されてきました。
巳年にぜひお参りに行きたいのは、ヘビともゆかりのある弁財天が祀ってある神社仏閣。きっとご利益が期待できると思いますよ。特におすすめは、「日本三大弁財天」。安芸の宮島にあり「厳島弁財天」を祀る「大願寺」、琵琶湖に浮かんでいて、三大弁財天の中で最も古く建立されたという「大弁才天」で有名な「竹生島の宝厳寺」、そして、江ノ島にある「江島神社」とされています。
さらに「日本五大弁財天」で言うと、先述に加え、奈良県天川村にある「大峯本宮 天河大辨財天社(天河神社)」、宮城県にある「金華山黄金山神社」もそうですね。
――どの神社も水と深く関わりがある場所に建立されていますね。
弁財天が祀られている神社仏閣には、お金を水で清めることで、心の不浄を取り除き、財運や金運が上がるとされる“銭洗い”ができる所も多いです。東京の日本橋にある「小網神社」、神奈川県鎌倉市にある「銭洗弁財天宇賀福神社」など。全国各地にありますので、お近くの神社へぜひ足を運んでいただけたらと思います。
また、ヘビが祀られていたり、ゆかりがある神社も吉。品川にあって“白蛇様”が祀られている「蛇窪神社」や、山口県にある「岩國白蛇神社」。境内にはヘビの姿が浮かんだ蛇紋石がたくさんあり、この石を撫でると金運がつくといわれている宮城県の「金蛇水神社」も有名です。
弁天様へも、ヘビと特にご縁が深い神社へも、2025年は特に、12日に一度巡ってくる“巳の日”に行くことをおすすめします。“巳の日”の中でも60日に1回の“己巳の日”は弁財天の縁日でもあり、この日のお参りはご利益があるといわれています。2025年の最初の“己巳の日”は3月1日です。
―――お参りの際に心がけることはありますか?
穏やかな日が続くとうっかり忘れてしまいそうになるけれど、勉強や仕事ができて、人と楽しくおしゃべりできて、美味しくごはんが食べられる、じつはそれだけで幸せなこと。ですので、神社仏閣にお参りしたり、開運スポット巡りの根底にあるのは、感謝の気持ちであることを心に留めておくと良いかもしれません。
繰り返しになりますが、自然を含めた大きな存在に対して常に謙虚な姿勢で畏敬の念を持つことが、運を運び、開いていくのだと、私は思います。
神社で手を合わせる時は、願い事とともに、ぜひ「ありがとうございます」と御礼も伝えてください。
最終回は、「日本三大弁財天」のひとつで、江ノ島にある「江島神社」について深掘りします。
連載最終回は1月26日(日)公開予定です。
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