2024.12.22
水晶玉子さんも実践! 価値観の変化も大きい2025年の開運行動と心構えとは?【水晶玉子のエンパワメント予言&開運旅案内 連載第3回】
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自分の力が及ばないことがあるから、手を合わせる
ーーこの他にも心に留めておきたい気構えや、具体的な開運行動があれば、教えていただけますか?
私自身についてお話しすると、普段から神社仏閣にはお参りはするようにしていますが、1年ほど前から、月初めの一日にお参りをする「朔日詣」を始めました。
忙しいとつい、足が遠のいてしまうので、「毎月1日は神社へお参りに行く」と決めてルーティン化するように。神社で月の始まりを迎えられるのは「気持ちも新たにまた頑張ろう」と思えますし、リフレッシュにもなるのでおすすめですよ。
私の場合は、通い慣れた神社のほか、出張で訪れた土地の神社へ行くことも多いです。足を運んでみたかった神社は、その場所が吉方位になるときにスケジュールを合わせて、旅行を兼ねて訪れています。
吉方位は一年ごとに定められていますが、じつは生まれた年によって個人個人で異なります。今は自分の吉方位はアプリなどで気軽に調べられるので、ぜひチェックしてください。
ーー参拝は、私たちにとって意義のあることなのでしょうか?
自然災害も多いけれど、温暖湿潤な気候や豊かな自然環境に恵まれ、四季折々の美しい風景が見られるのは、日本という国の醍醐味。
多くの神社仏閣は自然豊かな場所にあります。私たちが拝んでいるのは、神様や仏様に向かってですが、もっと視点を広く持つと、いわば自然に向かって拝み、そしてパワーをいただいているのではないかとも思います。
ここのところ産業の発展やテクノロジーの進歩によって力をつけた人間は、悲しいかな、自分たちの能力を過信しすぎているのかもしれませんよね。
けれど、当然、自然を前にして私たちは手も足も出ませんし、どんな技術を持ってしてもどうにもならないことがあります。そんな時に私たち人間は、右往左往して、何かにすがりたくなる。その気持ちを傾ける場所が、形として存在する神社仏閣なのかもしれません。
ーー日常の慌ただしさに埋もれて、その意識が薄れてしまうこともあります……。
謙虚な心で手を合わせるという行為や気持ちは尊いですし、大切だと思いますね。
「朔日詣」以外にも初詣や季節の参拝に加え、最近はパワースポット巡りや御朱印集めでの参拝も人気ですが、その行いは素敵なこと。
自然を含めた人の力を超えたものに対して畏敬の念を持ち、手を合わせる行為が、ゆくゆくは運を運び、運を開いていくのだと思います。
ちなみに運とは、文字通り、“運ぶもの”であり、“運ばれてくるもの”。運ぶのは人です。人に心を閉ざしていては、運は入って来れないし、運ばれても来ません。
悪運ではなく、幸運をつかむためにも、気持ちを整え、万物に対して常に謙虚であること、そして感謝を伝えることを忘れないでいたいと思います。
次回第4回は、2025年にぜひ足を運びたい開運スポットを紹介します。
次回連載第4回は1月12日(日)公開予定です。
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