よみタイ

MB「新潟出身の服バカが年商1億以上を稼ぐまで~ 小学生でもわかるMBのビジネス成功論」
特別な技術や才能、学歴がなくても結果を出すことはできる……地方のショップスタッフからスタートし、今や年商1億以上をあげるまでにいたったMBの仕事術とは? 自身の経験から培った、結果を出すための「特別な思考と行動」について語るMB的ビジネス成功論。

モテないのは誰のせい?~その答えは恋愛もビジネスも同じである

「モテる服装を教えてください」
「女子ウケ最強のコーディネートを提供してください」

過去7年間メンズファッション指南のお仕事を続けてきて、この類の質問は星の数ほど受けてきました。

無論「女子ウケ服」は提供できます。過去にもなんども教示してきました。
あくまで確率論でしかありませんが「女性が本質的に好む服」は確かに存在しています。

本能的に女性が男性に何を望んでいるのか、どんなスタイルに魅力を感じるのか、これらは論理的にきっちり表現できます。

「MBさんおすすめのスタイルで女性から褒められました!」
「女性からはじめて声をかけられました!」

などなど喜びの声も頂戴しており私自身も効果を実感できているのですが……もう少し深いところに話を進めると、「女子ウケ服を着てるからモテる」なんてのは実はちょっと「極論」です。

私自身「これさえ着てればモテる」なんて言ったことは一度もありません。
服はあくまでオマケ、モテにおいてもっと大事なことは「意識」にあると思っています。

全ては相手のために、と考えるナンパ術

好奇心旺盛だった若い頃、渋谷のナンパ師さんに教えを請うたことがあります。

私は元々オタク気質でどちらかといえば隠キャ。
子供の頃も外で遊ぶより中でゲームをするのが好きだったし、中学高校はどっぷりアニメとゲームにもハマっていました。そんな育ち方をしたからか、人見知り気質なところがあります。

男兄弟で女性に対する免疫もないため、女の子と話す時には特に緊張する。
ショップスタッフの仕事を始めてからは、ある程度「人見知りを隠す」ことは出来るようになったものの、もうひとつ自信を得たいなと思い、ここは専門家に学ぼうとナンパ師さんにたどり着いたわけです。

そうしてナンパ師さんのナンパ術や会話術などを目の当たりにした時……私は今までの自分を深く反省しました。

私が特別モテないのは「見た目のせい、性格のせい、気質のせい」と、なんとなく生まれ持った宿命のように解釈していたのですが、違いました。

私がモテないのは私のせいだったのです。

私が教わったナンパ師さんは、とにかく「相手の女の子のため」を意識していました。

「”すみません、ちょっといいですか?”という声がけはするな」と、まず始めに教わったのですが、私が「それは何故か?」と尋ねると「セールスみたいで女の子を緊張させちゃうでしょう? それは可哀想でしょう?」と答えてくれました。
だからナンパの時は突然会話からスタートさせたり、冗談を言って笑わせることから始めたり、「とにかく女の子を楽しませる」ということを意識しているとのことでした。

もちろんナンパ自体が女の子にとっては迷惑千万だと思うのですが(笑)。

ただ、この「一挙手一投足全て他人のためを意識する」という意識作りは、私の心に深く刻まれました。

「法則」はあるが「正解」ではない

合コンやデートでいまいち話さない男性っているでしょう?

当たり前のようにそれはモテないわけですが……ネットを眺めると、そうしたことを指して、「どうして俺らが女を盛り上げなくちゃいけないんだ。これだから女は面倒くせえ。」と書いてあったり。

そもそもこうして他人に優しく出来ない、他人のことを考えられない人を好きになるわけがないんです。
人間関係は思いやりです。
他人を尊重し、他人を許容し、認め合うからこそ人間関係は成り立ちます。
全ての人が「自分は自分は!」と自分のことばかり考えていたら、社会はデタラメな無秩序になるはずでしょう? 
性欲や自分の都合ばかり押し付ける男性がモテないのも同じです。

「話すのが苦手」「接するのが怖い」……それは心から理解できます。
しかしよく考えてみるとそれらは「自分目線」なわけです。
私自身、正直言って今でも初対面の人とお話しするのはストレスです。他人や女性がまだ少し怖い。いつまでも社交的にはなりきれません。

……でもそれは言ってしまえば「自分の都合」です。
相手にとっては関係無いし、知りようもない話。

だから相手がいる時は頑張って会話を盛り上げようとするし、相手が楽しい時間を過ごせるように明るく接します。
「喋りたくない」「ストレスを感じたくない」とする自分の都合ばかりを押し付けるのではなく、相手のことを考えて「楽しい時間を少しでも提供する」と意識することをしています。

もちろん会話にもセオリーとなる一定の「法則」は存在します。

人は多くが他人の話を聞くよりも自分の話をしている方が楽しいものです。
だから女子としゃべる時は質問することが多いです。
「昨日なにしてた?」
「買い物? どこ行ってきたの?」
「新宿か、何か良いものあった?」などなど。

加えて女性は「共感」を求めます。

古来から男性は獲物を捕るため「解決策」を求め、女性は男性のいないコミュニティの中で秩序を保つため「共感」で関係を築いてきました。

だからこそ、女性との会話でも共感を感じさせる言葉遣いを意識します。
「昨日仕事で遅かったんだ、大変だったね」
「新宿で買い物すると人が多くて疲れるよね」などなど。

ただ、男性にこの話をすると、正解主義的に「質問と共感を繰り返せばモテる」と勘違いされがち。
先ほどのナンパ師さんの教えを思い出してください。
「全てを他人のためと意識する」ことです。
ひとつの正解にばかり無思考に身を委ねてはいけません。

「法則」は「正解」とは限りません。

自分が愛されたいなら他人を愛そう

時に「質問」を好まない人もいるでしょう。
「人からいろんな話を聞くのが好き」という女の子ももちろんいます。
時に「共感」を好まない人だっているでしょう。
男性的に「解決」を求める女の子ももちろんいます。
時に一般的な「モテ服」が通用しない人もいるでしょう。
「Gジャンにチノパンにスニーカーのラフなスタイルが大好き」なんて女の子もいます。

確率論やメソッドを引き出しとして持っておくのは正しいことですが、あまりにも「正解主義」に偏るのもまた問題です。

それは「これさえやればいいんだろう」と思考を閉じてしまい、他人を意識することにつながらないからです。

大事なのはいつも他人を想うことです。

質問や共感を意識しながら会話を進めて、相手の反応を見ながら、相手が楽しくなるように言葉を選んであげます。
難しく感じるかもしれません。面倒かもしれないけど誰だって出来ることのはず。

子供と話す時は、誰だってかわいらしい声色で接してあげるでしょう。
愛する人と話す時は誰だって笑顔で優しく話してあげるでしょう。
上司と接する時はいつも以上に丁寧に失礼のないように話すでしょう。
他人とともに生きる社会では他人を尊重して関係性を構築しているはずです。

「モテ」となるとどうしても男性は皆「正解」ばかり追いかけたくなるものですが、結局はいつもと同じこと。
相手のことを一番に考え、「他人目線」を意識することが必要なのです。

「他人のことばかり考えてたら窮屈でしょ?」と考える人もいるかもしれません。
しかし不思議と他人のことを考える人には、どんどん味方が増えていきます。

利他は却って利己に繋がるもの。
他人のことを考えることが自分のことにも繋がるのです。

私は他人のことを意識し、想い考えるようになってから、根は暗く人見知りにも関わらず、友達が誰より沢山できました。今でも何かあれば皆手を差し伸べて私を助けてくれます。
だからまた私も何かあれば皆を助けたいと想うわけで……こうしてポジティブの連鎖が起こり、関係性はさらに強固になっていきます。
成功者がどんどん成功していくのは「他人目線」が身についているからなのかもしれません。

ビジネスも考えてみたら他人目線の塊ですね。顧客に対してどれだけ大きな幸せを与えるかが利益に繋がるのがビジネスです。
恋愛も全く同じ。他人のことを想えるほどに他人から愛されることも多くなるでしょう。

客観的に社会を見ればみるほど、愛するほどに愛され、思いやるほどに思いやりが返ってきているではありませんか。
ビジネスも恋愛も、社会は皆その通りに動いています。

他人に振り向いてほしいなら、まず自分が変わらねばなりません。
社会に振り向いてほしいならまず自分が社会を見なければなりません。

世界はかくも美しく優しい構造で出来ています。
自分が愛されたいなら他人を愛そう。

「モテの秘訣」があるとすればそれです。
是非意識してみてください。

[1日5分で、明日は変わる]よみタイ公式アカウント

  • よみタイ公式Twitterアカウント
  • よみタイ公式Facebookアカウント

よみタイ新着記事

新着をもっと見る

MB

エムビー●誰もが理解できる「オシャレの教科書KnowerMag」を運営。視覚効果や印象論などをベースにしたロジカルなファッション指南が好評を博す。「最速でおしゃれに見せる方法」「ほぼユニクロで男のおしゃれはうまくいく」などメンズファッション書籍の多数のベストセラー他、漫画「服を着るならこんなふうに」、ライトノベル「魔王は服の着方がわからない」などの原作監修も含め、関連書籍は累計100万部を突破。月額500円のメールマガジンは個人配信では日本1位を記録、月額5千円のオンラインサロン「MBラボ」も常に満員御礼状態に。自身のブランド「MB」発のオリジナルアイテム、フリークスストア、アダムエロペ、ステュディオス、しまむら、紳士服のAOKIといった大手ブランドとのコラボアイテムも爆発的な売上を記録している。
公式サイトhttp://www.neqwsnet-japan.info/

Twitter https://twitter.com/MBKnowerMag

週間ランキング 今読まれているホットな記事