2026.4.2
相手の年収1000万円を希望するなら、その理由と根拠を述べよ【超実践! アラフォー婚活のかなえ方 vol.6】
気持ちはあっても、それだけではうまくいかないのがアラフォー婚活の現実です。
人気婚活ブログ&お悩み相談の執筆経験を持つ著者が、自身の経験から導き出したアラフォーに特化した婚活のコツを紹介。スピリチュアルに沼る前にやるべき行動、マインドセットを伝授します。
人生100年時代の今だからこそ、決して遅くはない。
前を向いて、幸せな結婚への‟婚勝”ロードを歩みましょう!
連載第5回目では「自分はまだまだ若く見られる」という自意識を一刀両断。6回目は「相手の年収は1000万以上」発言について切り込みます!
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それはふんわりとした理想と現実の交差する、シビアな金額
婚活をしているとあちこちで聞くのが「相手の年収は1000万以上を望みます」というもの。
「年収1000万円」――。これは何が根拠なのでしょうか。ケビ子が20代の頃、初めて結婚を意識した時も「理想の男性の年収は1000万円」と婚活の場やメディアなどで言われていたし、友人と恋バナでもしようものなら「年収1000万円」という表現は普通に出てきます。それほどに昔も現在も根強い「希望の年収1000万円」説。
会社員の給与はここ30年ほどが上がっていない上に、ケビ子が20代の頃より税金が上がり、可処分所得は減りました。それでも「年収1000万円」という理想は増額していない。なぜでしょうか。ケビ子自身が結婚を初めて意識した約30年前と現在で金額が変わっていないことが単純に不思議で理由をいくつか考えてみました。
1:感覚的な基準
「年収1000万円」と聞くと漠然と「成功している人」「安定している人」のイメージがあります。実際、国税庁の「令和6年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均給与は478万円(男性587万円、女性333万円)となり、平均年収を大きく上回る事実は成功、安定を表していると言えるでしょう。
「年収1000万円超」の給与を得ている人は全体の上位6.2%で「普通よりも豊か」を感じさせる数字と言えそうです。上位数%に入るリッチマンと結婚できた!勝ち組!というイメージでしょうか。
2:メディアの影響
これまで私たちはいくつのドラマを観てきたでしょうか。そのドラマや雑誌では、年収の具体的な数字こそ言及しないものの「高年収、高学歴」のような描写はたくさんありました。人から羨ましがられる結婚にはまず条件ありきで、自ずと「これくらいが理想の年収」と刷り込まれている可能性も否定できません。
かつて大流行した松嶋菜々子さん主演のテレビドラマ「やまとなでしこ」では「医者と結婚したい」「貧乏な男は絶対いや」「高級な生活がしたい」など経済的成功を強調する発言が多く見られます。あのドラマが爆発的ヒットをしたということは多少の影響を受けて「高年収がいい」と刷り込まれた結果、潜在的な価値観を作っている可能性があります。
3:生活コストの現実
漠然とリッチな人というイメージの「年収1000万円論」ですが、実際の生活コストを考えて希望するケースも当然あるでしょう。
東京のような都市部で、住宅を構えて生活することを考えるとやはりお金はあればあっただけいいです。まして子どもを産み育てるとなればなおさらです。国産の生鮮食品や毎朝カフェでコーヒーを買うなど「余裕ある生活」を送りたいと思ったら、この物価高では収入は多いに越したことはありません。
明治安田総合研究所のアンケート調査(「恋愛・結婚に関するアンケート調査」2023年)によると、女性が求めるパートナーの最低年収の平均は約550万円です。
しかし子供を望む人や都市部在住だと「もっと上」という意見もよく聞きます。
女性の希望に関するデータでもう少し見てみましょう。
婚活事業を展開する株式会社IBJの調査(2023年)では、婚活中の女性580人のうち、お相手に求める理想の年収は「~700万円以上」が39%と最多です。中には「1000万円以上」を挙げる人も一定数いて、「経済的安定」を重視する傾向が強いと言えます。1000万。単位はドン(ベトナム通貨)じゃなくて円!これはすごい。
年収1000万円を望む根拠を整理してみると、「結論:イメージと現実の半々」ね、となりました。「なんとなく金持ちっぽい」って感覚と、「現実的に余裕ある生活に必要」って根拠が混ざりあった数字が年収1000万円説。この数字は「夢」と「現実」のが交わる点なのかもしれません。
ケビ子に寄せられるお悩み相談にも年収1000万円を希望している多くのアラフォー女性がいます。
「都内で生活して、いざという時に私が仕事を辞めても不自由なく生活するにはそのくらい必要ですよね」
「私の周囲には1000万円以上稼ぐ方が多くて、私もその環境にいますから普通の希望だと思います」
「スーパーでプライベートブランドのオレンジジュースじゃなくておいしいブランドのジュースを遠慮なく選べるレベルの生活を希望しているから」
否定はしませんし、願うのは自由です。が、そのために婚期を逃してどんどん自分を不利な状況にしているのではないですか?
自分の夢や希望を叶えるのに人のお金をあてにするのはなぜですか?
仕事を辞めた時のことを今から考える必要はないですし、逆に男性が仕事を辞めるかもしれません。夫婦のどちらか片方に頼り切りになる生活は不安になりませんか?
ここはひとまず「世帯年収」で考えて、自分も家計にコミットしていきましょう。「二人で年収1000万円を目指す」。これならぐっと生活のイメージが具体的になりますし、パートナー選びも現実的に選択肢がうんと広がります。
おいしいジュースは自分で買えばいいんです。 私はストレート製法のトマトジュースとこだわりの国産調味料を遠慮なく買いたくて働いているようなものです。
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