2025.11.6
アラフォー女性が結婚できない理由。人格や容姿、年齢の前に立ちはだかる要因とは【超実践! アラフォー婚活のかなえ方 vol.1】
気持ちはあっても、それだけではうまくいかないのがアラフォー婚活の現実です。
マリソルオンラインで人気婚活ブログ&お悩み相談の連載を持つ著者が
自身の経験から導き出したアラフォーに特化した婚活のコツを紹介。
スピリチュアルに沼る前にやるべき行動、マインドセットを伝授します。
人生100年時代の今だからこそ、決して遅くはない。
前を向いて、幸せな結婚への‟婚勝”ロードを歩みましょう!
連載第1回目は「なぜ、アラフォーになると婚活が難しくなるのか」について。
理由を知っておけば、対策も立てやすくなります。
自分が今立っている「現在地」を知ることからまず始めましょう。
記事が続きます
今、アラフォー女性が立っている、現実=現在地を知ろう
はじめまして。カモチケビ子です。
私は、42歳の時にアラフォー婚活を経験して43歳で結婚しました。その経験をブログに書いていたところ、約7年前に集英社のマリソルオンラインで「アラフォーケビ子の婚活記」(以下婚活記)を連載する機会を得ました。
連載中に、アラフォー婚活実践中の方からお悩み相談が寄せられるようになり、婚活記の連載終了後には「アラフォー婚活Q&A」の連載が始まりました。
スタートから約5年が経ち、お悩み相談の連載回数は約160回を重ねています。
成婚率が約2~3%と言われるアラフォー婚活のゴールに向けて、少しでも気持ちが楽に前向きになっていただけたらと願いつつご相談に回答しています。
これまで、読者やご相談者から「婚活記を何度も読んで奮起しました」「婚活記のマネをして結婚できました」「親身に回答していただき涙が出ました」などの感想をいただいてきました。
Marisolの連載とは別にインスタグラムのDMにも相談が寄せられて、これまでの回答数は2,000件を超えました。中には常連とも言えるほど頻繁にDMを下さる方もいて、「この方、悩みもベテランの域だな?」と心配が尽きない状況です。
たくさんのアラフォー婚活お悩み相談に答えているうちに、多くの方が「出会い」と「決断」で悩んでいることに気付きました。結婚したいなと思ったけど何をしたらいいのかわからないというお悩みも多く、情報にあふれて選択肢が多い環境だからこそ、ご自身に合う出会い方がかえってわからなくなっている迷子も多い状況です。
「マイペースに」「多様性」「自分らしく」ーー。現代社会では、こういった耳あたりのいい言葉が並びます。結婚してもしなくてもそれほど居心地が悪くない現代では、結婚するには自分の背中を自分で押さないとなりません。しかし、自分の背中になかなか自分の手は届きません。押せそうで押せないのです。
そこでケビ子の登場です。私は実際に結婚してみて、長い人生を伴走するパートナーがいると「喜びは倍に、悲しみは半分に」が本当だったことを知りました。
夕食後、ソファでくつろぎながら夫が「君の隣にいられてうれしい」と言います。毎日のように「僕の奥さん♪」「君がかわいくて仕方がない」などと51歳のじゃがいものような女に愛をつぶやく夫と結婚して8年が経ちました。コンタクトレンズの度が合っていないのか、それともこれが愛の正体なのか不思議な気持ちですが単純にうれしい日々を送っています。
結婚して4年目に私が乳がんになったときも夫は告知を聞いて泣き、手術の前に主治医に「大事な妻なのでどうかよろしくお願いします」と言ってくれました。
「味方がいる」と心から思える日々はとにかく気が楽で、安心で心丈夫に感じています。
43歳で結婚するまではとにかく仕事が生活の中心でした。毎晩の残業、土日出勤、海外赴任と20代から30代は文字通り仕事漬けの日々を送りました。
「緊急で難しい仕事があったら是非私にチャレンジさせてください!」と手をあげるような働き方をしていました。頭の片隅には「結婚」はずっとあったにも関わらず、優先順位を譲れず気が付いたら40歳を超えていました。
この「気が付いたら40歳」というパワーワード。実はアラフォー婚活お悩み相談でも常套句または季語かというくらいに頻繁に出てきます。私自身の経験でいうと、40歳を過ぎても幸せな結婚ができました。だから遅いなんてことはありません。
「気が付いてよかった!今からでも十分間に合いますよ」と背中をぜひ押したいのです。
人生100年時代と言われて久しいです。100年はとても長く、私は現在51歳ですが、ようやくこれで折り返しなのかと思うと先の長さに目がくらみます。一方で、まだ折り返し地点だからあれもしたい、これもできると期待も大きく、先の長さを楽しみたい気持ちも大きくなっています。
アラフォーで結婚しても楽しめる時間がたくさんあります。結婚はしたいけど無理そうだから諦めて一人で生きていく、と決めつけず、結婚がしたいと思ったなら叶えていきましょう!
一口に婚活と括ってしまうとライバルが20代・アラサーとなります。データやプロフィールありきの出会いではどうしても不利なアラフォー・40代の婚活です。
けれど、私たちの現在地点を知り、どこに向かえばいいのか、どのように向かえばいいのか、最速で目的地に到達できるようアラフォーの良さや強みを活かして交通整理をしたらどうかと思ったのがこの連載を始めたきっかけです。
アラフォー婚活では、これまで取り組んできた勉強や仕事に費やした時間が否定されるかのように、年齢がなぜかネックとなることが多いです。たくさん働いて税金も払って、やりがいもあって、だからこそ結婚や出産で仕事を中断する決断が後回しになってしまった。そういう女性もアラフォー婚活中の女性には多いのです。
仕事が好きだし、結婚はしてもしなくてもいいかなと思いながらある日気が付きます。
「あれ?結婚しておけばよかった。子供はまだ間に合う?」と。
出産のタイムリミットが見えてくると途端に焦ります。「子供を産むか産まないか」から「子供を産めるか産めないか」に意識が変わる瞬間に血の気が引くのを感じて婚活の本気スイッチが入ります。それが「本気のアラフォー婚活」の入口だろうと思います。私もまさにその道をたどりました。
「結婚はしたいけど年齢が」「いい人がいたら結婚したい」などと思いつつ、いつの間にかできない理由を都合よく合理化する知恵がついてしまったアラフォー・40代のみなさん。ぜひ視点を変えて今まで気が付かなかった価値観や理想を探ってみましょう。
自分にとって最適な出会い方と決断の方法を知り、人生の後半をパートナーとともに豊かなものにしていきましょう。
人生100年時代、アラフォー・40代はまだ折り返してもいませんから!
記事が続きます
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