よみタイ

中島京子、東えりか、宮下奈都……『本を読んだら散歩に行こう』が10倍面白く読める豪華執筆陣の書評まとめ

村井さんのTwitterのフォロワー 宮下奈都さん(小説家)

第3弾は、小説『羊と鋼の森』(本屋大賞受賞作)やエッセイ『ワンさぶ子の怠惰な冒険』など、村井さんもかねてからの大ファンだという小説家の宮下奈都さんです。

10年ほど前に村井さんをTwitterで知り、翻訳書もエッセイも読んでいるという宮下さん。

ありふれた喩えだけれど、村井理子さんの文章を読んでいると回遊魚を思い出す。生きている限りつねに泳ぎ続ける、サメやマグロやカツオのような。

と、村井さんの文章を評します。

なぜ村井さんの作品を「面白い」と感じるのか、宮下さんの書評を読むとその理由が鮮明になります。すでに本を読んだ人も、すぐに読み直したくなるはずです。

片ときも休まず泳ぎ続ける回遊魚のように——宮下奈都さんが読む『本を読んだら散歩に行こう』

イラスト/塩川いづみ
イラスト/塩川いづみ

出版イベントで共演 畠山理仁さん(フリーランスライター)

第4弾は、フリーランスライターの畠山理仁さんです。
畠山さんといえば、「よみタイ」の読者には、昨年末に惜しまれつつ終了した連載「アラフォーから楽しむ選挙漫遊記」の著者としてお馴染みです。
『ブッシュ妄言録』をはじめ、村井さんの著作や発言に興味を持ち続けている畠山さんは、自著『コロナ時代の選挙漫遊記』の刊行記念トークライブで村井さんと初共演を果たし、選挙トークを繰り広げました。

そんな畠山さんの今回の書評には、政治の話題は一切なし。

本は私たちを別次元に連れて行く扉だ。本を開けば自分だけの世界が始まる。行ったことのない土地、会ったことのない人、食べたことのない食べ物が現れる。生きづらい現実を忘れさせ、心を幸せで満たす泉もある。

村井さんや畠山さんの本をまだ読んだことがない方でも、読書好きなら、引き込まれずにはいられない文章です。

本を開けば目の前に散歩道があらわれ、気がつけば村井さんが隣に——畠山理仁さんが読む『本を読んだら散歩に行こう』

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