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感動と共感の声多数!『漫画家しながらツアーナースしています。』現役ナース・先生・ママに聞いた“推し回”&“推しコメント”まとめ

コロナ禍でツアーナースの活動意義を再発見。「すなおな気持ち」

「すなおな気持ち」は、コロナの影響で宿泊行事も中止や延期となり、ツアーナースの活動ができなくなってしまった著者の明さんが、あらためてツアーナースへの大切な想いや気づきをまとめたエピソード。

看護の仕事の魅力や誇りを語る明さんの姿に、特に現役ナースの皆さんから、共感や応援など熱量の高いコメントが集まった回です。

「ツアーナースという仕事を知らなかったが、この漫画をきっかけに興味を持った」など、作品全般やツアーナースという仕事に対するコメントも多数寄せられました。

明さんの迷いや不安にも、現役ナースの方々から共感やエールが。
明さんの迷いや不安にも、現役ナースの方々から共感やエールが。

「読者からのコメントに励まされるところや、ツアーナースとして『あの子への対応はあれで良かったのか……』と不安になる場面に共感しました。コロナで色々と価値観は変わっていますが、看護師として自分の対応があれでよかったのかと振り返るのはいつの時も同じ。関わった子が看護師になりたいと思ってくれていることを知った時は、これで良かったのだと肯定感を持つことができて良かったと思いました」(ナース)

「わたしは子どもではなく老年期の分野の方が好きなのですが、看護師としての気持ち、人が好きという部分に共感しました」(ナース)

「ツアーナースという職種の内容について、以前より知識がつきました。興味が湧いたと同時に臨床での経験がとても大事だと感じ、まずは今の職場で必要な知識をもっと積極的に学ぼうと思いました。私もいつか自分に合った看護師としての働き方を見つけられたらいいなと思います」(ナース)

「数日間の子どものたちとの関わりの中で、たくさんの成長を感じることができるのは、素晴らしいと思いました。うちの子どもも、私が知らないところで、たくさんの体験、成長をしてきているのだと思うと、支えてくださっている先生、ツアーナースさんにはありがとうの気持ちでいっぱいになりました」(ママ)

「昭和の時代には放置されていたようなデリケートな子どもの生理的な問題に、職業として目を向けて対応している人がいるのを知りませんでした。学校の規模に関わらずツアーナースさんがいてくれれば、先生の負担も減るし、子どもたちも快適な旅行をすることができると思いました」(ママ)

「病院勤務ではないツアーナースさんならではの思いや苦労を知ることができました」(ママ)

「この漫画を読むまで、ツアーナースという職業自体知らなかったので新鮮でした」(先生)

「ツアーナースはカウンセラーみたいな立ち位置にもなれるんだなぁと思いました。しかも漫画家をしながら、というのが素晴らしい。今はコロナ禍で、子どもたちにとっても心身に負担の多い時期で大変ですが、私もがんばろうと思えました」(先生)

この他、自分が参加するツアー旅行や、自分の子どもが参加する宿泊行事には、明さんのようなツアーナースにぜひ同行してほしい! という声も多数ありました。

旅の安全を守るツアーナースの存在は心強いですが、いざという時に備えて、できるだけ自分の身は自分で守れるようにしておきたいものです。

病気や怪我についての知識を身につけたい方、ツアーナースの活動をもっと知りたい方は、ぜひ『漫画家しながらツアーナースしています。現役ナース・先生・ママの“推し”セレクション』をご覧ください!

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