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わかりみが深すぎる! 「沼の中で不惑を迎えます。」沼の民に刺さった名言集

「なんでもないようなレズがいるのも知ってと願う」

第2話「忘れられたレズビアン」では、セクシャルマイノリティへの理解が進んでいく社会の中で、疎外感にさいなまれていることを明かした竹内さん。
世間のレズビアン像とかけ離れる自分がレズビアンを名乗っていいのか、自問自答の日々を過ごしていました。

LGBTへの理解が深まる社会の流れは応援している! 同性愛者が差別される社会なんてまっぴら!
だけど……「なんでもないようなレズがいるのも知って」!!

レズビアンだからといって、セックスや同性婚への興味が強いわけではない。
レズビアンだからといって、セックスや同性婚への興味が強いわけではない。

この切なる願いに対しては、日頃からステレオタイプ的な見方に疑問を抱いてきた方々から共感と支持の声が。

「私はレズじゃないけどすごく共感しました。 みんながみんな恋愛や結婚至上主義じゃないってこと、いい加減浸透してほしいなあと」
「安易なカテゴライズやレッテル貼りはやっぱりいけないなと。この漫画も竹内さんに才能があるから面白いのであって、竹内さんがレズだから面白いわけではないし。『ゲイの友たちほしい』という女の人もいるけど、ゲイなら誰でもいいの? って思ってしまう」

この回では、「レズビアン」の呼称についての考えを明かした竹内さんが「お前、昔と言ってること違うじゃん!!」というツッコミに応えた「違うよ!! だって生きてるからね」というセリフも、潔く印象的でした。

「自分のダメなところ 苦手なこと 誰かに言われて変われたことある?」

第3話「実家で暮らし続ける女」からは、中年の厳しい現実を感じさせるこの一言。
37年間、都内にある自宅でご両親とともに暮らす竹内さん。
親の老後を見据えてそろそろ運転免許でも取ろうとしたところ、両親からは「やめとけ」「無理」の大合唱。

頭ごなしの反対に解せない思いを抱いた竹内さんに、心の中に住む妖精がささやきます。

「自分ができると思ってること それ本当にできてる?」
「自分ができることは 相手にもできると思ってる?」
そして
「自分のダメなところ 苦手なこと 誰かに言われて変われたことある?」

自分も他人もそう簡単には変えられない。
自分も他人もそう簡単には変えられない。

この問いかけは多くのアラフォー読者の心に刺さったようです。代表的なコメントがこちら。

「ものすごくわかる。私も30後半になって、親の老化を感じて、とりあえず免許とっておこうという気持ちになりました」
「自分と家族の現実から目をそらして、さらに推し活に励む日々を過ごしてます。アラフォーになって自分を客観視できなくなったとはあまり感じていなかったけど、もしかしてそれこそが客観視できていない証なのかも……?」

竹内さんの免許取得への道はまさかの顛末を迎えますが(第5話「蘇らない、オタク」参照)、老いゆく親を持つアラフォーには、これからの暮らしを考えるきっかけになる回でした。

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