よみタイ

2025.8.19

なんてことないことがドラマのようで 第6話 タマ子の幸せ、守の夢

病気がわかってからわずか半年。妻のタマ子が亡くなった。
まだ45歳なのに。
爺さんと婆さんになっても、ずっと一緒だと思っていた。
永遠の別れは、まだまだ先だと思っていた。
こんなに早くいなくなるなんて、取り残されたオレはこれからどうしたらいいのか。
前回は、友人の誘いでカラオケスナックに出かけた守は幸せな夫婦を目にして、タマ子の不在をかみしめていました。今回は、夢を語る守と幸せを語るタマ子が描かれます。

『妻が口をきいてくれません』『今朝もあの子の夢を見た』『さいごの恋』と、話題作を送り続ける野原広子さんの待望の連載です。

記事が続きます

もう一度、君の声が聞けたなら　第6話 タマ子の幸せ、守の夢

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野原広子

のはら・ひろこ●イラストレーター。作品に『離婚してもいいですか？』『離婚してもいいですか？　翔子の場合』『ママ友がこわい　子どもが同学年という小さな絶望』『娘が学校に行きません　親子で迷った198日間』『ママ、今日からパートに出ます！　15年ぶりの再就職コミックエッセイ』『消えたママ友』『赤い隣人』（以上すべてKADOKAWA）『お仕事はじめました！』（主婦と生活社）『人生最大の失敗』（オーバーラップ）『今朝もあの子の夢を見た』などがある。
2021年『妻が口をきいてくれません』『消えたママ友』2作により、第25回手塚治虫文化賞「短編賞」受賞。

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