よみタイ

よみタイでの連載「小学生でもわかるビジネス論」、それをまとめた新刊『もっと幸せに働こう』が大好評のMBさん。
そのファッション×ビジネス論にフィーチャーすべく、ITmedia ビジネスオンラインが行ったインタビュー取材を、前編・中編・後編にわたって時間差で一気に公開! 特別によみタイからもお届けします!

低賃金が問題視されるアパレル業界 MBが見通す“分業化時代”に生き残るための働き方 〜ITmediaビジネスオンライン 中編

前編「ユニクロが“1人勝ち”を続ける理由――ヒントは「着物」にあった」では、若者を中心にユニクロのファッションが求められている理由を語ってもらった。中編では低賃金が問題視されるアパレル業界はこれからどのような変化を遂げるのか、また分業化が進む中で、今後の「生き残る働き方」をどう考えているのかを聞いた。

低賃金が問題視されるアパレル業界

――MBさんは「MB」というブランド名で服の製作も手掛けています。作り手としてこれからどんなことを仕掛けていきたいですか。

 僕は本当に言葉通りのデザイナーというわけではないので、自分のメルマガの会員さんや読者さんが欲しがっているものを安価で提供していきたいというのが一番ですね。一流の服飾デザイナーの方が考えるような、「理念を持ってこうしていきたい」「世の中を引っ張って時代を作りたい」という思いは実はないんですよ。ただただ、自分を支えてくれる読者の方に向き合っていきたいと思っています。

 あくまで自分は、「目の前にいる人たちをどうやっておしゃれにするのか」「どういうものを提供すればファッションをもっと分かってくれるか」を考える「翻訳者」のような役割だと思っています。時代を作っていく一流のクリエイターのファッションについて、多くの人に分かりやすく伝える翻訳者であり続けたいと考えています。

――翻訳者、別の言い方をすると「インフルエンサー」という言葉も当てはまると思います。一方で、アパレル業界では低賃金も問題視されていますね。

 非常に難しい問題だと思います。販売員でも、一部には「すごく売る人」もいます。そういった優秀な人たちが賃金面で恵まれずに潰(つぶ)れてしまうのは、とても悲しいことです。これは業界のひずみだと思いますし、何とかしなきゃいけないと思っています。

 僕はオリジナルブランドも手掛けてはいますが、実は自分のことを今でも「販売員」だと思っているんですよ。洋服を紹介して、誰かに売るっていうことをずっと変わらずにやっているつもりなんです。その形式がどう変わったかというと、単に分業化しているだけだと思うんですよ。

 以前サラリーマンだった僕は、会社に所属して、会社が扱う洋服をお客さんに売っているという状態でした。ところが会社から独立した今は、いろんなメーカーから出している洋服を僕がメルマガや書籍で好きなように紹介し、その購読料や書籍の代金として、結果としてお金をもらう、ということをやっていることになります。

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MB

エムビー●誰もが理解できる「オシャレの教科書KnowerMag」を運営。視覚効果や印象論などをベースにしたロジカルなファッション指南が好評を博す。「最速でおしゃれに見せる方法」「ほぼユニクロで男のおしゃれはうまくいく」などメンズファッション書籍の多数のベストセラー他、漫画「服を着るならこんなふうに」、ライトノベル「魔王は服の着方がわからない」などの原作監修も含め、関連書籍は累計100万部を突破。月額500円のメールマガジンは個人配信では日本1位を記録、月額5千円のオンラインサロン「MBラボ」も常に満員御礼状態に。自身のブランド「MB」発のオリジナルアイテム、フリークスストア、アダムエロペ、ステュディオス、しまむら、紳士服のAOKIといった大手ブランドとのコラボアイテムも爆発的な売上を記録している。
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