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カレーもお寿司も“薄毛食”!? 「ダメ食生活」から「髪を生やす食べ方」へどう変える? 頭皮の名医が解説

●忙しくて食事が摂れず、結局1日1食や2食になりがち

 昼食が摂れない、忙しくて朝から時くらいまで何も食べられない、といった状況は、薄毛の気になる働き盛りの男性に多い傾向ですね。その場合は、朝食の摂り方を工夫するのも手です。
 朝食の時にパンやご飯類だけでなく、腹持ちのいいタンパク質や油脂類を摂っておくのです。ハムエッグ、オムレツといった卵料理などをプラスすると栄養バランスが整います。
 朝食抜きなどで1日の食事の回数が少ない人がなりがちなのが、体に必須のタンパク質やビタミン類が不足して、それを補うために自然と夕食の量が多くなり体のリズムを乱してしまうことです。どうしても夜に食べすぎてしまい、消化管に負担がかかり、脂肪肝がすすみ、ホルモンバランスも崩れやすく、髪への栄養も届きづらくなります。
 その点からも、食事の回数が少なくなる人は、朝食をしっかり摂っておくとよいでしょう。ココナッツオイルなどの中鎖脂肪酸を大さじ1杯くらいコーヒーに入れて摂っておくだけでも空腹も感じにくく、太りにくくなりますよ。

* * *
以上、ありがちだけど、髪にはよくない「ダメ食生活」の改善ポイントでした。
育毛のためだけでなく、体全体の健康や美容のためにもぜひ日々の食事の参考にしてみてください!

田路医師の著書『東大医師が教える最強の育毛革命 ~ラーメンやめれば髪は勝手に生えてくる』では、今回取り上げた食事法だけでなく、運動、睡眠、ストレスといった生活に深くかかわるターゲットを攻略することで薄毛から立ち直る「育毛メソッド」を紹介しています。
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田路めぐみ

神奈川県出身。平成9年、東京大学医学部医学科卒業。
日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、日本頭蓋顎顔面外科学会会員、日本外科学会会員。
虎の門病院外科レジデント修了後、東京大学形成外科医局に入局。帝京大学、東京大学、国立国際医療センターにて形成外科の研鑽を積み、焼津市立総合病院、国保旭中央病院にて形成外科科長を務める。その後国立がんセンター東病院頭頸科、せんぽ東京高輪病院(現JCHO東京高輪病院)形成外科を経て、2014年より、松倉クリニックに勤務。
美容のみならず形成外科・再建外科医としても活躍し、その幅広い臨床経験から、患者さんの状態やニーズに合わせて柔軟に治療法を選ぶ総合的な診療を得意とする。
自らの薄毛経験も活かし、身体全体とストレスまで考慮した総合育毛治療がクリニックでも人気を呼んでいる。

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