歌人の齋藤美衣さんの著作『庭に埋めたものは掘り起こさなければならない』は、自身が内包する「傷」を掘り下げ、その筆力もあいまって話題となりました。続けて刊行された歌集『世界を信じる』も、暮らしの中の一瞬や移ろいを清澄な言葉でとらえ好評です。
日々を過ごすなか、また、過ぎた時間のなかに、惑い途方にくれること、悔恨、屈託、解放されたこと…暮らしの断片と陰影を、歌に込め文で紡ぐ短歌エッセイです。
バナーイラスト/鈴木千佳子 本文写真/著者提供
日々を過ごすなか、また、過ぎた時間のなかに、惑い途方にくれること、悔恨、屈託、解放されたこと…暮らしの断片と陰影を、歌に込め文で紡ぐ短歌エッセイです。
バナーイラスト/鈴木千佳子 本文写真/著者提供
連載目次
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2025.5.19
完璧な母、理想の母はどこにいる? 【第3回 キャベツを刻む手に連なるもの】
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2025.4.21
今もまだ「お母さん」に慣れない 【第2回 「子育て」という言葉の立派さ】
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2025.3.17
ずっとカーネーションがきらいだった【第1回 社会が要求する女というもの】
新刊紹介
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SISTER“FOOT”EMPATHY
2025/6/26
NEW
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よみがえる「学校の怪談」
2025/7/4
NEW
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白兎先生は働かない
2025/5/26
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王者の挑戦 「少年ジャンプ+」の10年戦記
2025/5/9
よみタイ新着記事
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- 連載
- 7/6
白兎先生は働かない
パチンコ好きの教師が虹の写真を撮る理由とは?【白兎先生は働かない 特別4コマ(11)】
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- 連載
- 7/5
西の味、東の味。
ご馳走を取り仕切るのは「お父さん」——市販のタレがもたらしたすき焼きの民主化
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- 特集
- 7/4
静止した平面、流れ出る時間~諏訪哲史氏(小説家)が『饒舌な名画たち 西洋絵画を読み解く11の視点』を読む
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- 特集
- 7/3
学級崩壊、少年犯罪…90年代末の激動の中で『地獄先生ぬ~べ~』が描いた、先生と生徒の理想の関係【鼎談・吉田悠軌×真倉翔×岡野剛】