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MB「新潟出身の服バカが年商1億以上を稼ぐまで~ 小学生でもわかるMBのビジネス成功論」

ユニクロは良品であり悪品である~多面的思考のススメ~

だからこそ「良いの定義」を怠ってはいけません。

いかに世間で「良いもの」とされていたとしても、自分のターゲットにとっても「良いもの」だとは限りません。
「良い」とは誰にとって良いのか、どのような面において良いのか、それを考える必要があるのです。

ユニクロは良品であり悪品である

「良いものだから売れるはず」

こうした考え方を持っている人は一面的な思考に溺れています。
洋服なら素材や希少性や複雑性などに魅せられて本質を失っています。

とても大事なことですが…「良い」とは人によって異なるのです。

一面的な思考で物事を判断してはいけません。物事は常に多面的であり、ある側面においては良くても、またある側面においては悪いものです。
ユニクロは「良品」を作っていますが、「人とかぶるのが嫌い」という志向を持っている人においてはユニクロは明確に「悪品」です。時代劇のような勧善懲悪の世界観などこの世にありません。

正しいか間違っているか、良いか悪いかはその人が決めること。
価値とは極めて多面的であり一面的に語れるほど単純なものではないのです。

では「良いもの」かどうかはどこで判断すべきなのか。
それは顧客の定義にあります。
いかなるビジネスでもいかなる仕事でも必ず最初に「誰が顧客なのか」を定義しなければ始まりません。自分が相手にしている人は誰なのか、どこに住んでいて、どんな志向を持っていて、どんな考え方で、どんな環境にある人間なのか、それを定義せねばなりません。

本連載では何度も繰り返していますが、人生も恋愛もファッションも全て「相手」がいて成立するものです。
相手が誰かわからないのに恋愛を始める人がいるでしょうか?
「誰」を定義しないまま「女子にモテたい」なんて言う男性は大概いつまでたっても彼女は出来ないし、結婚も出来ません。自分が相手にすべき人はどんな人なのか、それを定義するから、その人がいる場所に行き、その人が好むアプローチを行い、その人が喜ぶデートに連れていけるわけでしょう。
相手も定まらないまま希望や願望だけを想像してもそれは夢のままで終わるでしょう。

ビジネスも同じです。誰が相手なのかを定義しなければ仕事など出来るわけもありません。
何故なら物事には「誰もが喜ぶ絶対的価値」など存在しないのだから。
どんな商品でもどんなサービスでも「ある側面では喜ばれるけど、またある側面では嫌われる」のだから。

あなたは喜ばれる人を相手にビジネスを展開しなければならないのです。
そのためには何より「顧客の定義」が重要なのです。

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エムビー●誰もが理解できる「オシャレの教科書KnowerMag」を運営。視覚効果や印象論などをベースにしたロジカルなファッション指南が好評を博す。「最速でおしゃれに見せる方法」「ほぼユニクロで男のおしゃれはうまくいく」などメンズファッション書籍の多数のベストセラー他、漫画「服を着るならこんなふうに」、ライトノベル「魔王は服の着方がわからない」などの原作監修も含め、関連書籍は累計100万部を突破。月額500円のメールマガジンは個人配信では日本1位を記録、月額5千円のオンラインサロン「MBラボ」も常に満員御礼状態に。自身のブランド「MB」発のオリジナルアイテム、フリークスストア、アダムエロペ、ステュディオス、しまむら、紳士服のAOKIといった大手ブランドとのコラボアイテムも爆発的な売上を記録している。
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