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[編集部ブログ]ひとみしり編集者のEMANON DAYS

第3回「女子の顔まわりは乾いてていいことはひとつもない」

長い編集人生のうち約10年くらいは美容担当でした。そのうちのマキア編集部にいた4年間はまさに名実ともに美容まみれの日々。

じゃあ、アナタどんだけ美容にこだわりがありますの、と聞かれますと、うーん、まあ、それなりに人並みに女並みに…かな。

乾燥は女を5歳増しにみせる最重要ファクター

それこそマキア編集長だった頃は、シーズンごとにありとあらゆる新作化粧品のテスターを届けていただいていましたし、エステや美容クリニックからの体験のご案内も降るようにありました。
基本的に、秋冬発売品のテスターは春夏に、春夏のテスターは秋冬にいただきますので、美白新製品のお試し開始は年末から、メイクともなると、夏に冬顔、冬に夏顔、秋も深まるってのにパールキラキラ夏顔なのが美容エディターです。

「顔は1個っきゃないんだよな…」と嘆きつつ、右半分は資生堂HAKU、左半分はPOLAホワイトショットと使い分け、おお、こんだけ肌感に違いが出るかと観察してたのも今は昔の懐かしい思い出。ホントに化粧品だけは贅沢な体験をさせていただきました。エステやクリニック体験はほとんど行けなかったけど。いやもー、とにかく忙しくて時間がなかったもんで。あと1時間以上じっとしてられないもんで。白髪さえなければできれば美容院にいくのも……

いや、今日のテーマはそこじゃなく!

じゃあ今はもうまるで美容関連には無頓着なのかと言うと、それもちょっと違うわけで。

常々私は、女の人と言うのは持って生まれた素材を磨いてナンボと思ってます。
そりゃ生まれた時から、ぴかーっと素晴らしい素材に恵まれた美女もいますが、そんなすっぴんひっつめ髪でも、おおっと振り向かれる、神様に愛された女子はごく一部。んじゃ、残りのその他大勢がするべきなのは、己のポテンシャルをどこまであげるかってとこにかかってるわけです。
それは自分に似合う髪型をとことん探すことだったり、素肌をきれいにすることだったり、爪を整えることだったり。こうした土台の素材が美しく整い、旬の要素が取り入れられていけば、間違いなく美人度はあがっていく。

そして、このマテリアル磨きの中で絶対に外しちゃいけないポイントこそ、水分・うるおい。女は乾いてちゃ、絶対可愛さ半減なんです。特に顔も含めての顔まわり。ここらへんが乾いてたら終わりよ、いいことひとつもありません。

顔を取り囲む髪の毛がなんだかパサついてる
唇がカサカサ逆むけしてる
目の下がガビガビでちりめんになってる
首がシワっぽい

もっと言うなら顔全体がなんとなく水分が足りなくってどんよりしてる、いわゆるドンぐすみってやつですね。これって本当〜〜〜に女っぷりを下げるもの。
そして顔まわりということで、あえてここに手というパーツも加えます。なぜなら話すときに手をまったく動かさない人はいませんよね。そしてその手は顔まわりで主に動くもの。誰かとごはんともなれば、お箸やカトラリーを口の近くに何度ももっていくでしょう。

この手がカサカサだったり、ささくれがあったり、爪が欠けていたり…オーノー台無し。値打ち半減、無念です。

てなわけで、ひとつひとつ、つぶしていきましょう。

パーツケアにはそこに適したうるおいアイテムがある

まず髪の毛。街中でもよく見かけるのがロングヘアの毛先から15センチ位が残念なことにとても傷んでいる人。枝毛が目立ったりカラーリングしすぎで白茶けてしまっていたり。どうして、ここはスパッと切ってしまわないのかなーって思います。
でもロングヘアが好きな人ってほんとに長さにこだわっているので、たとえ毛先が痛んでいても切りたくないって言う気持ちがあるらしいですね。でもね、毛先とはいえ肩前に髪を持ってきたらそこはもう顔まわり。目立ちます。すごく。傷んだ髪を伸ばしているよりは思い切って切ってリセットして伸ばし直したほうが絶対にいいです。

それと顔まわりの耳の上あたりの髪の毛、いわゆるもみあげの髪の毛と言うのは誰でも少し細くて柔らかい毛質になっているので、とても傷みやすいんです。ここがパサパサしてたら、5歳老けると思ってください。

髪のツヤ出しにはなんといってもオイルがいちばん。多少の傷みもカバーしてくれるので、スタイリングの最後に毛先や顔まわりの髪にオイルをつけて、とにかく、顔まわりの額縁ともいえる部分にみずみずしさを! プロダクトみたいなオイル系ワックスもおすすめです。

ukaのヘアオイル(左)は軽いテクスチャーと香りが大好き
ukaのヘアオイル(左)は軽いテクスチャーと香りが大好き

そして唇。唇の縦じわが目立っていたり逆むけしているなんて、もうそんな…絶対にダメ(涙)。今はいいリップケアがたくさん出ているので、そんなエマージェンシー事態は回避しましょう。荒れた唇にはどんなに流行の口紅やグロスを塗っても、恥の上塗りみたいなもんです。今季のシャネルもアディクションも泣いてます。

そして特に気をつけたいのが唇の表面だけでなく、上唇と下唇のがつながっているところ、要するに口のワキですね。ここが乾いててちょっと横にひび割れていたり白っぽくなっている人、見たことあるでしょう。ここがまた、しゃべったり笑ったりしたときに目立つ部分で、自分で気がつかないことが多いのです。しっかりとうるおいをあげてください。

究極のアイクリーム、コスデコのAQ ミリオリティはもはや救急用品。写真まで神々しいわ
究極のアイクリーム、コスデコのAQ ミリオリティはもはや救急用品。写真まで神々しいわ

そして目の下。クマももちろんなんですけども、この部分の皮膚はたいへん薄いので、やはり乾きやすい場所。これからの季節は暖房でますます乾いていくので、しっかりとアイクリームなどでケアしましょう。

ちなみにアイクリームってほんとに素晴らしいアイテム。皮膚が薄いところにきちんと美容成分が浸透するように開発されているので、使ってると使ってないでは大違い。ちなみに私は本当に肌が疲れている時や不調なときには“必殺アイクリーム全顔塗り”で乗り切ります。これ、多くの美容プレスの人もやっている荒ワザですので、自信を持っておすすめできるケア。
美容エンゲル計数は高くなるが。画像のAQ ミリオリティのアイクリーム、3万円だけどね…その見返りはあるんです。

首。ここは基本顔と同じケアで。お顔につけてる化粧水やらクリームやらをそのままここまでのばしてつけるのを習慣にして。10年後笑うのはあなたです。ちなみに、それでもクリームが手のひらに少しあまってたらひじにもすりこんで。これ、結構5年後くらいにはもう笑えるはずです。

そして手元ですね。ハンドクリームをつけるとどうもベタベタして鬱陶しいって言う人も多いかと思います。私もそうです。そういう人にはキューティクルネイルペンがすごくオススメ。簡単に甘皮処理もできてしまうし爪自体もしっとりとうるおって割れにくくなります。手って指先がうるおっているととても女らしくエレガントになるパーツなんですよ。

ヴェレダのネイルペンとukaのネイルオイル、どちらも10本以上リピートしています。ダントツいい。デスクに1本、ポーチに1本、自宅に1本、気づいたらヌリヌリ、コロコロ、指先にほんのり香りが宿るのも癒されます。

デスクの引き出しに潜む頼もしい2本。ukaのオイルは名前もいいね!
デスクの引き出しに潜む頼もしい2本。ukaのオイルは名前もいいね!

さて、言いたい放題言ってまいりましたが、こうした顔まわりの乾きはいったい何につながるでしょう?

それは心の乾きです。
だって出会いも遠ざけるし、仕事だって見た目の印象はある程度大事でしょう? 考えてもみてください。逆むけ唇に男子がちゅーしたいと思ってくれるか? 髪パッサパサのまま接客してもいいか? …こうしてなにかが遠ざかっていく。大げさじゃないです。

心が乾いていると殺伐としてきます。特にこれからの季節は乾いてしまうところがいっぱいあって、ボディケアも大切なのですが、とにかく1年365日絶対に乾いていてはいけないのは、顔まわり。

こうした日々の小さなケアは高級エステや美容医療にも匹敵するもの。もっと言うなら、どんなにプロのお手入れを受けたって、こうしたセルフケアでフォローしていかないと、そのありがたい効果も持続できないものです。

私はよく美容担当だったころに、頑張る美人になりましょう! と取材や記事の中で言っていました。“どうせ私なんか美人でもないし何をしたってたいして変わらないし”って言う気持ちでいるよりは、ちょっとでも可愛くなろうと、スキンケアを頑張ったり、いろんな髪型にトライしたり、ダイエットしたり、メイクに凝ってみたり…そんな女心って最高だと思っています。生まれ持った素材をどこまで伸ばしていくかは自分しだい。

その小さなとっかかりとして、顔まわりをしっとりウルウルにしておくというのは、なかなかオススメなケアなのです。

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志沢直子

しざわ・なおこ●集英社のノンフィクション編集長。東京都出身。新卒で集英社に入社後、メンズノンノ、LEE、MORE、MAQUIAなど女性誌編集とデジタル編集の経験を経て、2018年6月よりノンフィクション書籍・ウェブプロデュースを担当。フェイバリットは、ノンフィクション、ミステリ、マンガ、デジタル、美容、ゴルフ&ラン
Twitter→https://twitter.com/naokoshizawa

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